Web便利ツール集

証明写真をスマホで自分で撮る方法|アプリを入れずに作る手順

証明写真スマホ撮影コンビニ印刷就活

証明写真機は1回700〜1000円程度かかり、撮り直しもできません。スマホで撮ってコンビニで印刷すれば、数十円で、納得いくまで撮り直せます。 この記事では、失敗しない撮り方と、アプリを入れずにサイズを整える手順をまとめます。

まず判断:自分で撮ってよい場面か

自分で撮ることが適さない場面もあります。

用途判断
履歴書(アルバイト・パート)自分で撮ってよい
各種申請書類・資格試験自分で撮ってよい(規定を満たせば)
社員証・学生証自分で撮ってよい
履歴書(新卒就活・転職)写真館を推奨
パスポート・マイナンバーカード規格が厳格。要件を熟読のうえ慎重に

新卒就活や転職では、写真館で撮ることを勧めます。 照明と補正の差が明確に出るためです。書類選考で他の応募者と並べて見られる場面では、この差が不利に働きます。

一方、アルバイトの応募や各種申請では、きちんと撮れていれば自分で撮った写真で十分です。

撮影の準備

背景

白または薄いグレーの無地が基本です。

  • 白い壁の前に立つ
  • 白い模造紙やカーテンを背にする
  • 壁から30cm以上離れる(影が背景に落ちるのを防ぐため)

最後の項目が重要です。壁に密着すると、顔の影が背景に出て暗い印象になります。

証明写真の出来を決めるのは、ほぼ光です。

良い光避けるべき光
昼間の窓際(直射日光ではない)直射日光(影が強く出る)
曇りの日の自然光天井の照明だけ(目の下に影)
顔の正面からの光逆光(顔が暗くなる)

最も簡単なのは、昼間に窓のほうを向いて立つことです。 窓を背にすると逆光になるので、必ず窓に顔を向けてください。

天井の照明だけで撮ると、目の下と鼻の下に影ができ、疲れた印象になります。

カメラの位置

  • 目の高さにカメラを置く(下から煽らない、上から見下ろさない)
  • カメラから1〜1.5m離れる
  • 自撮りではなく、誰かに撮ってもらうか、三脚・台に置いてタイマーで撮る

自撮りは避けてください。 腕を伸ばした距離では顔が歪み、角度も不自然になります。

三脚がなければ、スマホを本の上に立てかけてタイマー(10秒)を使えば十分です。

服装と姿勢

  • 襟のある服(背景と同化しない色)
  • 髪が顔にかからないようにする
  • 顎を軽く引く
  • 肩の力を抜き、正面を向く
  • 口は閉じる(歯は見せない)

撮影する

縦向きで、上下左右に余裕を持たせて撮ってください。 あとでトリミングするため、大きめに撮っておくのが正解です。

逆に、最初からぴったりのサイズで撮ろうとしないでください。 トリミングの余地がなくなります。

10枚程度撮って、後から選ぶことをお勧めします。撮り直しが自由にできるのが、自分で撮る最大の利点です。

サイズを整える

必要なサイズ

履歴書用は縦40mm × 横30mm(比率4:3)が一般的です。用途によって異なるため、提出先の規定を確認してください。詳しくは履歴書の証明写真サイズを自分で変更する方法で解説しています。

アプリを入れずに整える

画像リサイズ・変換ツールを使えば、アプリのインストールなしでブラウザだけでサイズを調整できます。

このツールはブラウザ内で処理するため、顔写真がサーバーへ送信されることはありません。 証明写真アプリの中には、画像を外部サーバーで処理するものもあります。自分の顔写真をどこに預けるかは、確認しておく価値があります。

手順は次のとおりです。

  1. 撮影した写真を読み込む
  2. 4:3の比率でトリミングする
  3. 必要なサイズに縮小する
  4. 保存する

トリミング時の目安は、前述の記事のとおり、顔が写真全体の7〜8割、頭の上に少し余白です。

ファイル形式とサイズ

Web応募の場合、JPEG形式が無難です。スマホの写真がHEIC形式になっている場合は、画像フォーマット変換ツールでJPEGに変換してください。

フォームにファイルサイズの上限がある場合は、画像圧縮ツールで調整できます。

コンビニで印刷する

紙に貼る場合は、コンビニのマルチコピー機で印刷できます。

L判に配置して印刷する方法

証明写真1枚だけを印刷するのは効率が悪いため、L判(89×127mm)の中に複数枚を並べて印刷します。

L判1枚あたり30円程度で、40×30mmの写真なら6〜8枚配置できます。1枚あたり5円以下です。

配置には、スマホの画像編集アプリや、コンビニ各社が提供している証明写真プリントのサービスを使います。セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートのいずれでも対応しています。

印刷時の注意

  • 用紙は「写真用紙」を選ぶ(普通紙では不可)
  • 印刷後、カッターと定規で切る(ハサミだと曲がりやすい)
  • 枠よりわずかに小さめに切る

失敗しやすい点

明るさを上げすぎる

肌をきれいに見せようとして明るさを上げると、顔が白飛びして輪郭が消えます。 補正は控えめにしてください。

加工しすぎる

輪郭や目の大きさを変える加工は避けてください。面接で本人と印象が違うと、かえって不利になります。

影に気づかない

撮影時は気づかず、印刷して初めて分かることが多いのが影です。撮影後に画面で拡大し、顔の左右で明るさが違わないか確認してください。

有効期限を忘れる

証明写真には「3か月以内に撮影したもの」といった条件が付くことがあります。使い回す場合は、撮影時期を確認してください。

まとめ

  1. 新卒就活・転職は写真館を推奨。それ以外は自分で撮ってよい
  2. 背景は白の無地、壁から30cm離れる
  3. 昼間に窓のほうを向くのが最も簡単で失敗しにくい
  4. 自撮りはしない。 台に置いてタイマーで撮る
  5. 大きめに撮って、後からトリミングする
  6. サイズ調整はブラウザのツールでアプリ不要
  7. L判に複数枚並べて印刷すれば1枚5円以下

撮り直しが自由にできる点が、自分で撮る最大の利点です。納得いくまで撮ってください。

この記事で使うツール

関連記事