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写真の撮影日時を変更する方法|Windows・スマホ・ブラウザツールでの手順

EXIF写真撮影日時メタデータ

旅行から帰ってきて写真を整理していたら、カメラの時計がずれていて実際の順番と撮影日時が合わない——スマホとデジタルカメラの写真を混在させたときによく起きるトラブルです。結論から言うと、写真の撮影日時はWindowsのエクスプローラー「複数選択して一括変更するときに便利」、スマホの標準写真アプリ「1枚ずつ手早く直したいときに便利」、ブラウザ完結のEXIF編集ツール「OSを問わず使えるが対応形式に制限がある」のいずれかで変更できます。この記事ではそれぞれの手順と、変更したのに反映されないという実務上よくあるつまずきについてまとめます。

撮影日時がずれる主な原因

写真の撮影日時(Exifに記録されるDateTimeOriginalなどの情報)がずれる理由は、だいたい次のいずれかです。

  • カメラ本体の時計設定が狂っている、または海外旅行先でタイムゾーンを直し忘れた
  • 電池切れで時計がリセットされ、初期値(2000年1月1日など)に戻った
  • 古い紙焼き写真をスキャンした場合、Exif自体に撮影日時が記録されていない
  • 複数の端末(スマホ・一眼レフ・古いデジカメ)の写真を1つのフォルダにまとめたときに時系列がバラバラになる

いずれのケースも、写真アプリやパソコン側でファイルの中身(Exif)に書き込まれている日時を直接書き換えれば解決します。ファイルの「更新日時」だけを変えても、写真アプリの並び替えには反映されないことが多いので注意してください。

Windowsのエクスプローラーで変更する

複数枚をまとめて直したい場合は、Windows標準のエクスプローラーが手軽です。

  1. 変更したい写真を選択する(複数選択も可能)
  2. 右クリック →「プロパティ」を開く
  3. 「詳細」タブを開き、「撮影日時」の項目をクリックする
  4. カレンダーアイコンから日付・時刻を入力し、「OK」を押す

複数選択して一括変更した場合、選んだ写真すべてに同じ日時が設定されます。撮影順を保ったまま少しずつずらしたい場合は、まとめて変更するのではなく専用のフリーソフトを使う方が確実です。

Windowsで変更できるのはあくまでファイルに埋め込まれたExif情報です。フォルダの並び替えを「更新日時」基準にしている場合、Exifの撮影日時を変えても表示順が変わらないことがあります。並び替え基準を「撮影日時」に切り替えているか確認してください。

iPhone・Androidで変更する

スマホの標準カメラアプリには撮影日時を直接編集する機能はありませんが、写真アプリ側に日時を調整する機能が用意されています。

iPhone(写真アプリ)

写真を1枚または複数選択し、共有メニューから「調整」→「日付と時刻を編集」で変更できます。iOSのバージョンによってメニューの文言が変わることがあるため、見当たらない場合は「調整」に類する項目を探してみてください。

Android(Googleフォト)

写真を開いて詳細情報(iアイコンまたは三点メニュー)から「日付と時刻を編集」を選ぶと変更できます。Googleフォト上での変更が、端末本体のファイルのExifにも反映されるかどうかは機種やアプリのバージョンによって挙動が異なるため、心配な場合は変更後に別の写真アプリでも表示を確認しておくと安心です。

パソコン不要でブラウザ完結ツールを使う

Windows・Macを問わず、OSに依存せず直したい場合は当サイトのEXIF情報 追加・編集ツールが使えます。ブラウザ上で処理が完結し、画像がサーバーに送信されないため、プライベートな写真でも安心して使えます。

  1. EXIF情報 追加・編集ツールを開く
  2. JPEG画像をドラッグ&ドロップする
  3. 「日時(DateTime)」欄に変更したい日付・時刻を入力する
  4. 「メタデータを追加してダウンロード」を押す

対応しているのはJPEG画像のみです。 PNGやHEIC(iPhoneの標準形式)で撮影した写真は、このツールで直接扱うことはできません。HEICの写真を使いたい場合は、先に画像フォーマット変換ツールでJPEGに変換してから編集してください。

【落とし穴】日時だけ変えたつもりが、他の情報が消える

ここが、この種のツール全般で見落とされがちな注意点です。EXIF編集ツールで「日時」欄だけを入力して保存すると、元の写真に記録されていたカメラ機種名やGPS位置情報など、入力していない他のExif項目がまとめて削除されます。

これは当サイトのツールに限った話ではなく、Exifを扱う仕組み上の一般的な性質です。多くのブラウザ完結型ツールは、元のExifを個別に読み込んで一部だけ書き換える「部分編集」ではなく、入力された項目だけで新しいExifを一から組み立てて、元のExif全体を丸ごと置き換えるという実装になっています。つまり、日時だけを直したくてツールを開いても、画面上の他の欄(撮影者名やカメラ機種など)を空欄のまま保存すると、それらの情報は空欄で上書き=実質削除されてしまいます。

元のカメラ機種名や著作権情報も残したい場合は、変更前に元画像のExifをExif情報 削除ツールなどで確認し、残したい項目があれば編集画面の対応する欄に手入力してから保存してください。「日時だけ変えたのに、なぜか他の情報が消えている」というトラブルを避けられます。

【落とし穴】書き込んだのに写真アプリで反映されないことがある

もう一つ、あまり解説されていない注意点があります。Exifの日時情報は実は1種類ではなく、DateTime(更新日時の意味合いで使われることが多い)、DateTimeOriginal(撮影時のオリジナル日時)、DateTimeDigitized(デジタル化した日時)という複数のタグに分かれています。

Windowsのエクスプローラーや多くの写真整理アプリ(Googleフォトなど)は、表示や並び替えの基準としてDateTimeOriginalを優先的に参照する傾向があります。一方、ツールによっては、シンプルな実装としてDateTimeタグのみを書き換える設計になっている場合があります。この場合、ツール上では日時を変更できたように見えても、実際に写真アプリで開くと元の日時のまま表示される、というすれ違いが起こり得ます。

対策はシンプルです。日時を変更したら、必ず実際に使う予定のアプリ(Googleフォト、写真アプリ、パソコンのフォルダ表示など)で開き直し、表示が変わっているか確認してください。 反映されていない場合は、そのアプリ自体が持つ日時編集機能(前述のiPhone・Androidの手順)を使う方が確実です。

一括で大量の写真を直したい場合

数百枚単位で撮影日時がずれている場合、1枚ずつブラウザツールで直すのは現実的ではありません。次のような方法を検討してください。

方法向いているケース
Windowsエクスプローラーで複数選択して一括変更全部同じ日時でよい場合
無料の一括変更ソフト(PlayMemories Homeなど)正しい日時の写真を基準に、時間差を計算してまとめてずらしたい場合
Googleフォトの「日付と時刻を編集」クラウド上で管理している写真をまとめて直したい場合

大量枚数を扱う場合は、作業前に元のフォルダをコピーしてバックアップを残しておくことを強くおすすめします。Exifの書き換えは基本的に元に戻せない操作です。

まとめ

  1. 撮影日時のずれは、カメラの時計設定ミスや複数端末の写真の混在が主な原因
  2. Windowsはエクスプローラーの「詳細」タブから、iPhone・Androidは写真アプリの日時編集機能から変更できる
  3. OSを問わず直したい場合はEXIF情報 追加・編集ツールが使えるが、対応はJPEGのみ
  4. 日時欄だけ入力して保存すると、他のExif情報(カメラ機種名など)が消えることがあるので、残したい情報は事前に確認して入力する
  5. DateTimeDateTimeOriginalはタグが異なるため、変更後は実際に使うアプリで反映を確認する
  6. 大量の写真を扱う前は、元データのバックアップを取っておく

位置情報など他のExif項目についても整理しておきたい場合は、写真のExif位置情報を削除する方法もあわせて確認してください。

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